レミが幼稚園に通うようになったあたりからマクドナルドに行く機会が増えました。
ハッピーセットのおまけのおもちゃ、子供心をくすぐるものが多いですよね♪
今日は、そんなマクドナルドで支援を行っている、ドナルド・マクドナルド・ハウスついてお話したいと思います。
もしも、自分の子供が病気にかかった時・・・
もし我が子に病気があったら…
最善の治療を受けさせたい!!
と思うのが親心ですよね。
娘には私の先天性白内障が遺伝している確率が高かったため、生後一ヶ月になってすぐに眼科で診察を受けました。
その時に先天性白内障が見つかったのですが
ここの病院で手術を受けたら間違いないから!!
と、診察してくださった先生が紹介して下さった病院は、自宅からは電車で片道2時間半かかる病院、国立成育医療センターでした。
数日後、診察の為に国立成育医療センターへ行きました。
早急な手術が必要とのこと。
入院の手続きを進めている時に、ドナルド・マクドナルド・ハウスの存在を知りました。
ドナルド・マクドナルド・ハウスとは?
ドナルド・マクドナルド・ハウスは、全国に12カ所あるのだけれど、病院に入院する子供の家族の為の滞在施設です。
入院する子供の家族がゆっくり休める場所として、寄付とボランティアで成り立っている施設で、部屋にはベッドやトイレとお風呂があり、建物内には料理が出来るようにキッチンがあったり病気の子供の兄弟が遊べるようなキッズスペースがある。
宿泊費は1人1日千円と、良心的な価格に設定されてます。
泊る必要性。
病気で入院している家族の為の滞在施設と書いたのだけど、基本的に娘の入院していた病院は特別な理由が無ければ泊まりの付き添いは禁止でした。
当時娘は完全母乳だったので付き添いを希望し数日間泊ったのだけど、寝床は椅子を組み立てて作る簡易ベッドで連日泊るのは身体にもなかなかキツい。
食事も外食かコンビニのお弁当などになってしまう。
また、泊まりの付き添いをしない場合、遠方から入院する事になると親はホテルやウィークリーマンションに泊る人も多くいました。
少しでも長く…病気と闘う子供のそばにいてあげたいという親の願い。
入院が長引くとその出費はとても大きくなってしまいますよね。
ハウスを利用している期間は自分たちの食事を自炊する事もでき、寝床もきちんと確保され、万全な姿勢で子供の治療のサポートに専念する事が出来るのです。
実際使ってみて。
ハウスは数が足りておらず、常に順番待ちの状態になっています。そんな中で娘の入院期間中に我が家も数日間お世話になる時期がありました。
娘の入院中、夫はいつも仕事帰りに会社から1時間半程度かけて病院に寄ってくれ、2時間半かけて病院から自宅に帰宅し、朝も時々仕事前に病院に顔を出してくれていました。
だけど、ハウスを利用していた期間はハウスと会社を往復するだけの生活になり、私も辛い時期に夫と過ごせる時間が増えた事は心強く思いました。
ハウスが病院のすぐ隣だったので、母乳を搾乳して預けたり、心配になったら夜中に様子を見に行く事も出来ました。
世の中には1年の大半を病院で過ごしている子も沢山いて、その親達はこの施設のお陰で家族を繋いでもらっているんだと思います。
マクドナルドにおいてある募金箱。
マクドナルドのカウンターに置かれている募金箱の募金の意味。
多くの人にはあまりピンとこないと思います。
でも私たち家族はこの場所に沢山の優しさを貰いました。
マクドナルドのハッピーセットの代金の一部はハウスに寄付されているのだそう。
そう思うと、たまにはマックに行きたい…
って思ってしまう。
ハウスには支えて下さる沢山の方の名前が記されていましたよ。
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