先日、降園した娘がどんぐりを持ち帰ってきました。
この時期、公園でもどんぐりが沢山拾えて、子供達は大喜びでどんぐり探しをしますよね。
ですが…どんぐりは放置しておくと虫が発生してしまう。
拾って数日たったどんぐりから白い虫が出てきて、思わず
「ぎゃー!」
となってしまった方、いるのではないのでしょうか。
ウキウキしながらどんぐりを拾ってきた子供の気持ちとは裏腹に、親としてはちょっと嫌だな〜と思ってしまう事もあるかと思います。
我が家では以前、娘と一緒に拾ったどんぐりを煮沸して虫の処理をした事があるので、今回はそのお話をしたいと思います。
どんぐりの虫の正体について。
よく穴が開いたどんぐりが落ちてますよね?
一見、中に虫がいるのかなって思いがちですが…
実は穴が開いているどんぐりはすでに虫が中から出てきた状態なんです。
どんぐりには、どんぐりがまだ青い柔らかい状態のうちに、ゾウムシがどんぐりの中に卵を産みつけるんです。
そして、卵から孵ったゾウムシの幼虫がどんぐりの中身を食べ、大きく成長したところで、どんぐりに穴を開けて外に出てきます。
なので、パッと見で虫食っていないどんぐりから数日後、虫が発生してしまうんですね。
どんぐりを保管したい場合、拾ってきた日のうちに虫の処理をすることをオススメします。
保管にあたっての下準備。
まず、状態の良くない物は最初の段階で処分してしまいましょう。
拾ったどんぐりを水に沈め、5分ほど放置しておき、浮いてきたものは、虫食いだったりひび割れていたりするので取り除いてしまいます。
それ以外にも汚れが酷いものなんかを取り除いていくと、おそらく拾ったどんぐりの半分くらいになってしまうかな。
虫の処理方法。
過去に調べてみた結果、処理方法として紹介されているのは
- 冷凍庫に一週間ほど入れておく
- 電子レンジでチンする
- 沸騰したお湯で茹でる
といった所です。
おそらく、冷凍庫に入れるのが一番簡単なのかな〜と思ったのですが…
我が家では鍋で茹でました。
どんぐりを鍋で茹でる方法。
鍋は我が家はいらない鍋があるのでそれを使いました。
100均にも売っているので安い鍋をそれ用に用意すると良いと思います。
沸騰したお湯で5分程度茹でます。
短いと虫の処理がしきれない場合がありますし、長いと割れてしまいます。
茹で終わったらザルにあけ、2〜3日干して乾燥させます。
乾燥させなければカビの原因になってしまうのだそう…。
因に、我が家で2年前に虫の処理をしたどんぐり達…
まだまだ綺麗な状態なので、子供の遊びで活躍しています。
このどんぐりがあるので、拾ってきたどんぐりは
「捨ててもいいよね?」
と聞くと
「いいよ〜」
と言って貰えてます。
ちょっと一手間ですが、これからの季節、どんぐりを使ってリース作りとか出来るかな〜?
なんて思っています。
せっかく子供が拾ってきたどんぐり
毎回残してあげるにはちょっと手間になるけれど
たまには残してあげるのも良いのではないかなって思います。
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