2017/06/28
娘の通う小学校では、卒業時期の3月に〝6年生を送る会〟という名の音楽会が行われました。
本来なら一年生の頃から毎年行われるはずだったのだけど、コロナ禍で今年がはじめての事でした。
コロナ禍前は午前中に6年生の前で披露して、午後には保護者の前で発表してくれる行事だったのだけど、今年は6年生の前でのみの発表。
親は今年も見ることが出来なかったけれど、学校行事も少しずつ出来ることが増えてきたのは嬉しいことですね。
3年生は合唱と合奏(リコーダー)を6年生の前でお披露目しましたよ。
sponsored link
伴奏者の募集。
その時の合唱曲の伴奏者を学年から1名、オーディションで決めるという事になり
冬休みに入る直前にレミも楽譜を持ち帰ってきました。
学校で伴奏者の募集を行われたのは入学以来今回が初めての事。
クラスの中で楽譜を持ち帰った子は5人。
やる気満々のレミだったけれど
選ばれるのが学年から1人だけ…というのはなかなかハードルが高いなぁ…
楽譜を貰った子、結構いるなぁ…
本当に頑張るのかな?
が、私の心境でした。
レミの学年には、私が知る限りでも親がピアノの先生をしているおうちの子が2件。
こういう時、親が教えてあげれるのは有利ですよね。
楽譜を見ると、1人で練習するには厳しかろう…という難易度だったので、レミの意気込みを確認。
「ちょっと難しそうだけど、本当に頑張る?
頑張るならピアノの先生にレッスンでみてもらえるか聞いてみるよ?」
レミの返事は
「頑張る!」
と即答だったので、すぐにピアノの先生に連絡を入れました。
伴奏曲の練習。
冬休み明けにオーディションをするとの事だったので、練習期間は約1か月。
ピアノの先生には3回レッスンしてもらいました。
伴奏曲の弾き方…
普段練習している曲とは全然違うんですね。
どういう風に弾けばいいのか。
どう弾けば歌いやすいのか。
私は少しみてもらう位の程度に考えていたけれど、伴奏には伴奏の弾き方があって、それを細かく指導して下さるレッスン。
普段の課題曲は見てもらう時間が無いくらい、レッスン時間全てを伴奏曲のレッスンに注ぎました。
レッスンを受けた感想としては
レッスンを受けずに仕上げるのは無理だったな…
ですね。
先生には本当にお世話になりました。
オーディションの結果は。
新学期が始まり、オーディションについてのお話がありました。
クラスからオーディションを受ける事になったのは…
なんとレミだけでした。
同じクラスの楽譜を貰って帰った子たちは皆
「練習してみたんだけど、難しかったから諦めた〜」
だったそうで。
そんな流れもあって、クラスの皆から沢山応援してもらい、いざオーディション会場へ。
オーディションを受けた子は学年から3人!
娘の想像より遥かに少ない人数でした。
1人ずつ順番に演奏し、先生方の相談の末
結果は残念ながら他の子に決まりました。
けれども、
「万が一伴奏の子がお休みしたり弾けなくなってしまった時はレミさんに弾いて貰いたいから、練習続けてて貰ってもいい?」
と聞かれたそうです。
その後レミは音楽会までの間、練習を続け
クラス練習の時や、伴奏の子がお休みした日の全体練習の時にみんなの合唱に合わせて伴奏させて貰いました。
本番では弾けなかったけれど、みんなの合唱に合わせて演奏出来た事はレミにとってとても良い経験になった事でしょう。
オーディションの結果は不合格だったけれど、この時がきっかけでクラスの子から〝ピアノが得意な子〟という扱いをされるようになりレミの自信に繋がった様子。
今まで、コンクールなどには参加しておらず、ピアノで人と競うのは初めての事だったので、冬休み中は張り切って練習頑張ってましたよ。
今年からは吹奏楽を始める事になり、また違った形でも音楽に取り組んでいく事になりますが、ピアノも管楽器も楽しく演奏してくれたらと思います。