レミが所属する吹奏楽部は6月から7月にかけて、コンサートやコンクールなどでステージに立つ機会が4回ありました。
毎週のように参加していたので子供達、とても頑張ったと思います。
レミたち4年生はコンクール曲以外は演奏させていただき、コンクール曲のみエア演奏。
まぁ、上級生とは音色が全然違いますし、クラリネットパートのレミは吹いた時にリードミスしてしまうんじゃないかとドキドキしてしまうのだそうで、エア演奏をするということへの不満は全くなさそうでした。(笑)
ここ1ヶ月くらいはコンクール曲の練習がメインとなり5〜6年生への指導がほとんどだったようで
4年生は部活に参加していてもほぼ吹くことが無い…という日も続いたようです。
「今日も聞くだけだったわ〜」
と切なそうにしていた娘。
週末にはコンサートやコンクールがあり、楽器を持ち帰ってくる事も無かったので、少しでも吹く時間を確保するために朝練に早めに行くようにしたりして練習時間を確保していたようです。
初めてのコンクール。
さてさて。
そんな演奏の場での4回目となるステージが、レミにとっては初めてとなる吹奏楽コンクールでした。
今回のコンクールはいわゆる県大会。
県大会なので会場は県内なのですが、今まで使われていた会場はしばらく工事中のようで、少し遠い会場で演奏することになっていました。
子供達は貸切バスで現地まで移動。
親の私たちも聞きに行きたいので、最初電車とバスで行こうと思っていたら交通の便が悪くて片道2時間も掛かるという。
帰りはすぐに戻ってきても子供よりも帰りが遅くなってしまいそうだったので、レンタカーを借りて現地へ向かいました。
わずか数分の演奏を聞くために…なかなか大変なものですね。
時間に余裕を持って向かったので、早くに現地に着き、演奏順が先の学校の子たちの演奏をのんびりと鑑賞しました。
今まで他の小学校の演奏を聞く機会があまり無かったのですが、聞いてみると演奏レベルの差は結構ありますね。
人数も学校によってまちまち。
なんというか…
これ人数が多い方が圧倒的に有利だな…と。
20人くらいしかいない学校もあれば60人くらいいる学校もあったり。
中学生になってしまえばコンクールに参加できる人数に上限があるのですが、小学校の部は人数制限がないのです。
それぞれの学校に賞が付きますが、素人目でみても上手な学校とそうでもない学校の違いは一目瞭然でした。
レミの通う小学校は吹奏楽が強い!とは聞いていたけれど、これは相当上手い方だなと。
部員数が多いので、迫力があるのです。
他校の演奏を聞くのも学校によってカラーがあり、衣装が可愛い学校もあったりと、見ていてとても楽し時間でした。
娘の小学校の順番が来た。
初めて聞く曲なわけでもないのに。
娘が演奏するわけでもないのに。
ステージに立つ!というだけで、手に汗を握る気持ちでした。
コンクールでは動画や写真の撮影ができない事もあり、双眼鏡を握りしめて全体をじっくりと眺めながら聞いていました。
演奏曲は…出だしの打楽器とフルートのソロがとてもインパクトのあるとてもカッコいい曲。
レミは
「吹き真似には見えないくらい上手な吹き真似してくるわ!」
と意気込んでいましたが
すごく緊張していたようです。(←吹かないのに緊張するんかい!とツッコミたくなる(笑))
先生からは
「先輩たちと同じような動きをしましょう」
という指示があったようで
4年生たちみんな吹き真似がお上手!!
そして肝心の演奏。
たった1週間前に、コンサートで聞いたばかりだったのに…
驚くくらい完成度が上がっていたのです。
音を外しがちなパートが吹いていた部分を上手なパートに入れ替えたり、楽器ごとの音のバランス、弱く吹く必要がある場所の吹き方の指導などが直前に行われたようなのですが。
美しく重なり合う音の響きにウットリ。
ソロパートの6年生たちは誰一人として音を外さない綺麗な音色。
子供達の真剣な表情。
これ、本当に小学生の演奏なのか?と。
こんな素晴らしい演奏の場に娘が立っているのか。と。
先に聞いていたどの学校の演奏よりも格好良く聞こえ、気がつくと涙が出てきました。
2年後、レミが6年生になった時には、今一緒に頑張っている4年生のみんなとこんな風に成長しているのだろうか?
今の娘からは想像もできないけれど、この先が楽しみになるような。そんな演奏でもありました。
コンクールを終えて。
娘の学校の演奏が終わった後はすぐに会場を出ましたが。
全ての学校の演奏が終わった後に行われた結果発表では良い賞をいただく事ができ、県代表に選ばれ支部大会への出場が決まりました。
コンクール明けの部活の日には…
先生がみんなの前でトロフィーを見せてくれた!
先輩たち本当に格好良かった!
演奏後に聞こえてきた大きな拍手が気持ちよくて忘れられない!
まだ全然吹くことのできない娘が、部の一員として立たせていただいた最高のステージ。
4月の入部したての頃は、「中学校は大変そうだから部活しないわ〜。」とか「高校はとにかく制服が可愛い学校に行きたいわ〜。」とか言っていた娘が
この1ヶ月間であっという間に吹奏楽の虜になりました。
みんなと合わせる音楽が楽しすぎるのだと。
ステージに立つ時間が最高なのだと。
中学も続けて、高校は○○高校(吹奏楽名門校)へ行きたい〜!
と口にするようになった驚き。
入部してわずか3ヶ月で成長できた部分もたくさんありました。
次のコンクールでは4年生も吹けたら…と先生が言ってくれていたようで、さらにやる気満々で取り組んでいます。
ここから暫くは活動も少し落ち着き。
いくつか新しい曲の練習もしていくようです。
人気アニメ『推しの子』OPの “アイドル”を吹くと言って喜んでた(^^)
部活を思いっきり楽しんで、成長していって欲しいと思います♪
コメント
リカさん、おはようございます(^^)
コンクール、皆さんお疲れ様でした!
そして結果も素晴らし過ぎ!!やはり強豪校…(✽ ゚д゚ ✽)
感動して涙出るのわかります(;_;)先輩方の素晴らしい演奏、私も聞いてみたい…(検索してみようかなぁ)
次回のコンクール、レミちゃんも出られるのですね!楽しみですね~♪
中、高と吹部続けていきそうとのこと、素晴らしいです(*^^*)
大きくなるにつれ生徒自身に任されていく部分が多くなりますし、楽しいと思います♪強豪校の経験は無いので大変さは分かりませんが、良い経験がたくさん出来そうな。
ウチの子たちの進学予定の中学校は吹部ではなくオーケストラ部なので、ユキは中学ではバイオリンをやりたいようです。ハルは何だかんだ言いますが結局クラリネットやりそう…クラの魅力に取り憑かれました。そうなるといずれマイ楽器も買うかもしれませんね、マールさんで…
わぁ!アイドルやるんですか!激羨ましい!
ユキは毎晩アイドルで踊り狂ってますし、推しの子見てるので子供たちアイドル大好きです(*^^*)
強豪校は演奏曲のバリエーションが本当に広いイメージがあり、良いなぁと思います。指揮も演奏者も大変でしょうけど、聴く人を楽しませてくれる感じで。ジュニオケでは100%流行りの曲は選んでくれないので、子供たち(特に中学生)は馴染みのないクラシックばかりで不満みたいです(^_^;)
楽譜を渡されれば勿論頑張って練習しますけどね、子供たちのモチベーションも大切ですよね~^^;
ぴょんさん、コメントありがとうございます(^^)
実際に演奏していた上級生の親たちより4年生の親たちの方が興奮していたかもしれません(笑)
レミは他の木管楽器にも興味があるようですが…クラリネット愛が着々と育っています♪
やっぱり音色がどの楽器よりも好みらしくて(^^)
ハルくんとユキちゃんの進学予定の中学校は部活でもオーケストラ部なんですね!!
また環境が変わるタイミングでの楽器決めにドキドキするのかな。
バイオリンも素敵ですよね。
4年間オーボエ続けてから部活に入ったら、ぜひオーボエに!!と言われそうですけど(笑)
数年後の未来が楽しみです♪
練習し始めた曲は年度末まで演奏する曲のようで、いくつか楽譜をもらったのですが
子供たちは暇さえあれば アイドル ばかり練習しているみたい♪
流行りの曲は子供のモチベーション爆上がりですね。
レミはクラシックも吹きたいようで、貰った楽譜にクラシック曲がなかったことを少々残念がっておりました。
バッハやモーツァルトが好きなので、続けていたらいずれ演奏する機会が来るかな?
上手になるまで続けて、いろんな曲が吹けるようになってくれると嬉しいですね(^^)