また一つ大きなコンクールが終わり、新しい曲の楽譜を沢山貰いました。
吹奏楽部での練習、ここからはコンクール以外の演奏の場で吹く曲の練習が多くなり、今までは聞いている時間が長かった4年生もガンガン吹いていく時期に入っていくのかと思います。
コンクール曲の練習では4年生の出番がとっても少なく、みんなで合わせる合奏の時間はちょっと暇に感じていた様子。
聞くことももちろん勉強ですが、何時間もの練習の大半を聞いているのは気持ち的にもとても疲れたようです。
そんな中で。
大切なコンクール数日前に外部の先生が指導をしにきてくださっていた時の事。
「ここ、4年生吹いてる?
言われてなくても吹けると思ったら吹く!
それがやる気のある4年生ってもんだ。」
顧問の先生の先生にもあたるような大先生がそう言ってきたのだと。
レミは大変驚き
「え?マジで??
そういうノリなのー???」
と心の中で思ったのだそうです。(笑)
顧問の先生から吹かないように指示されているところを吹くのはなかなか勇気のいる事ですよね…。
それまでレミは、もらった楽譜の中のほんの一部、ペンでマーキングしているところだけを吹いていたそうですが
「吹いてもいいなら吹くよ、吹く。全部吹く。
コンクール、楽しみにしててね。」
いきなりそんなに沢山吹いて大丈夫かね?と思いましたが
「言われてないところを吹くやる気はなかったかもしれないけど
言われてないところも勝手に練習するやる気ならある4年生だからね!しっかり練習してあるよ(^^)」
本番直前になかなかなパワーワードを入れてきたなぁ、大先生。
大先生のこの言葉で多くの4年生が当日は思いっきり吹いた事でしょう。
コンクール当日の演奏、今まで聞いた中でもピカイチの演奏でした。
見ているだけでみんながノッてるのがわかった…
部のみんなが一つになっている…そんな演奏。
「最高に楽しかった!!」
ニコニコの笑顔で帰宅したレミ。
この日のことは一生忘れない思い出になるだろうなぁ。
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